睡眠不足で新陳代謝のバランスが崩れて肌荒れに

睡眠不足はお肌の大敵です。肌などが一番回復する時間は夜中の22時~2時と言われているからです。この4時間が肌にとって一番良い時間なのですが、仕事やアルバイト、深夜番組などでなかなかこの時間に眠りにつくのはたいへんなことだと思います。また、ただ単純に睡眠時間をあまりとれなくて一日の睡眠時間が少ないと肌の回復はかなり遅れることになってしまいます。徹夜が続くとお肌の荒れ方がひどくなり化粧ののりが悪くなった経験は誰しもあると思います。そんな時には、何とか夜中の10時までに寝れるように時間を確保してみましょう。

この時間に眠ると本当に肌の回復が早くて化粧のノリが良いことが実感できると思います。休日の前の日など時間が取れるときに、ぜひオススメです。肌荒れが起こった状態にまで悪化してしまうと一日で回復させることは難しいかもしれませんが、そのままの状態でいるとさらに悪化してしまいさらに回復に時間がかかることになってしまいます。若いときにはそれでも肌は回復しますが年齢とともに回復するスピードは遅くなっていきます。これは致し方がないことです。でも、そのスピードを遅くし、年齢以上に若いみずみずしい肌でいるためには寝る時間を確保する努力も必要になると思います。

良質な睡眠をとるためには適度な運動も有効です。息を切らすほどの運動ではなく、ジワッと汗をかくぐらいの有酸素運動がとても良いと思います。有酸素運動はその字の通り酸素を体の隅々まで取り入れる運動でもありますから、毛細血管にも血液が良くいきわたり老廃物を体外に排出するのに一役かってくれます。毛細血管に十分に血液がいきわたると、もちろん肌荒れの解消にも役に立つことになります。

髪の毛や肌に栄養が行き渡るのは一番最後と言われています。まずは、内臓や体の重要な器官に栄養が使われるので、肌の回復などに栄養が使われるのは一番最後なんですね。それなのに運動不足などで毛細血管への血流が滞っていては肌荒れはなかなか解消しにくいですから。毛細血管への血流の状態を良くしてから良い睡眠を取るとさらに効果的なので、30分から1時間程度の軽いウォーキングでもしてから寝て肌荒れを解消しましょう。